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【UiPath】モダンフォルダとマシンテンプレート ロボット登録までの手順

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参考サイト

UiPathの公式に上がっているスライドが一番わかりやすくイメージ掴みやすいので、まずはこちらを参照してください。 初心者の方はUdemyの講座を受講することをお勧めします。 www.uipath.com

モダンフォルダ

昨年に9月にUiPathを使い始めた私は、クラシックフォルダの使い方を学び始めてすぐにモダンフォルダが出てきた?ので、とても混乱していました。


最近になってやっと人に説明できるくらいになったので、記事にまとめておきたいと思います。ただ、今回はモダンフォルダについて詳しく書くわけではなく、ロボットの登録を行うところまでを行いたいと思います。


また、過去に書いた記事はクラシックフォルダの場合の手順なので、クラシックフォルダを利用する場合はそちらを参考にしてください。
autolazy.hatenablog.jp


クラシックフォルダとモダンフォルダの違い(ロボットの登録)

クラシックフォルダのロボット登録手順

クラシックフォルダでロボットを登録する場合は、

1. 標準マシンを登録する
2. ロボットを登録
3. ロボットをマシンと関連付ける

といった流れを取っていたとおもいます。

モダンフォルダのロボット登録手順

モダンフォルダでは以下のような手順でロボットを登録することになるようです。

1. ユーザ登録
2. マシンテンプレート登録
3. ロボットは自動で登録される(ユーザ設定から選択する)

モダンフォルダではロボットグループは無く、マシンテンプレートに接続されているマシンからプロセスが実行されます。ロボットはユーザに紐づいているので、ユーザ編集からロボットが自動的に作成されるように設定します。
以下がそれぞれの手順の画面になります。

ロボットの登録手順

ユーザ登録

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ユーザ登録
おそらくこの記事をご覧いただいている方は、すでにユーザを登録されていると思うので、新しく登録する必要はありません。会社でOC運用等を担当されている方は、メンバーに合わせて適宜ユーザを登録してあげてください。

マシンテンプレート登録

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マシンテンプレート追加
画面右のマシンテンプレートを追加ボタン(青いボタン)から作成します。 テンプレート名は任意の名前を入力します。


OCからスケジュール実行等もすることを想定して、Unattendランタイムも1つ振っておきます。(任意)
作成できたらマシンキーを標準マシンの時のように設定します。 手順は過去記事を参照してください。 autolazy.hatenablog.jp

Attended ロボット

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Attendedロボットの自動作成をONにする
ここはおそらくデフォルトはOFFになっていると思うので、確実にONにしてください。ライセンスの種類が「ユーザーグループからの継承ライセンス」で正常に動かない場合は、ほかのものに変更してみてください、Community Editionを利用している場合はAttendedで問題ないと思います。


変更した場合はドメイン名\ユーザ名を設定する必要があります。自身が現在使用しているPCとユーザ(PCの)を使用する場合は、コマンドプロンプトで「whoami」と入力し返ってきた値を入力してください。

Unattended ロボット

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Unattendedロボットの自動作成をONにする
ここにも基本的には「whoami」の結果を入力するといいと思います。パスワードはPCのパスワード(Windowsにログインする際の)になります。

プロセスの実行まで

あとはプロセスを実行する際にマシンテンプレートを設定するだけです。 まだモダンフォルダが作成されていない場合は、テナントのフォルダタブからモダンフォルダを選択して作成します。 作成する際に実際に使用するユーザとマシンテンプレートを割り当ててください


あとはジョブを実行する際にユーザと実行したいマシンを設定します。

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ジョブを開始

まとめ

他にもいろいろ変わった点はあるのですが、とりあえず実行するところまでざっくり書いてみました。もし同じようなところで詰まっている人がいましたら、ぜひ参考にしてください。